サウスヴィグラス産駒の特徴(血統や適性距離、得意な馬場状態などを解説)


近年は毎年の様にサイアーランキングを上げているサウスヴィグラスをご紹介します。2015年には、地方のリーディングサイアーに輝きました。

ダートに強いイメージのあるサウスヴィグラスですが、実際のデータを見ながら解説していきたいと思います。

サウスヴィグラスのプロフィール

サウスヴィグラスは、中央競馬と地方競馬のダート戦線において素晴らしい成績をおさめており、種牡馬になっても2度の地方リーディングサイアーに輝いたことで名種牡馬の地位を確立させている。

33戦のキャリアのうち、31戦がダートでレースしており、完全にダート専用馬といってもいい。

デビューしてから5歳までは重賞未勝利だったが、6歳になってから才能が開花。6歳の1月の根岸ステークスを勝って重賞初勝利。

その後、G1のフェブラリーステークスは8番人気で6着になる。次戦の高知競馬場で開催された黒船賞で重賞2勝目をあげる。

この勝利で勢いに乗ったサウスヴィグラスは、かきつばた記念、北海道スプリントC、クラスターCと3戦連続でレコード勝ちをおさめ、充実の6歳期を過ごした。

7歳になっても、根岸ステークスと北海道スプリントCを連覇し、重賞6連勝を果たす。

7連勝を目指して大井競馬場で開催された東京盃に挑戦したが、ここで2着に敗れて連勝がストップ。

次戦のJBCスプリントを制してついにG1初制覇。ダート戦では31回出走のうち、掲示板を外したのはわずか4回で、そのうち1200m以下の距離では1回しか外したことがない。

引退後は、種牡馬として期待されていた父のエンドスウィープの後継種牡馬として、大いに期待されながら種牡馬人生をスタートさせた。

2009年には地方競馬の2歳リーディングサイアーに輝き、2012年には地方競馬リーディングサイアーになった。

2013年は2位、2014年には3位とリーディングを譲っていたが、2015年にはコーリンベリーがJBCスプリントを制した影響もあり、再びリーディングサイアーになった。

中央と合わせたランキングでも、近年は毎年ランキングが上昇している。

サイアーランキングの推移

  • 2015年:12位
  • 2014年:14位
  • 2013年:15位
  • 2012年:21位
  • 2011年:29位

種付け料

150万円

代表産駒

ナムラタイタン、トーホウドルチェ、コーリンベリー、ラブミーチャン、コテキタイ、タイニーダンサー、ハルサンサン、ハニーパイ、スパロービート、フォーインワン、ラブミーブルー、キモンレッド、ユメノアトサキ等

血統

サウスヴィグラスの血統表

父のエンドスウィープは、カナダのG1を勝ち、アメリカG1で3着になった競走馬。産駒にはサウスヴィグラスの他に、スウェプトオーヴァーボードやトリッピ等を輩出し注目を集め、その後日本に輸出された。

エンドスウィープは、日本でもアドマイヤムーンや桜花賞を勝ったラインクラフトを出すが、わずか3代の産駒を残して急死。

エンドスウィープ亡き後は、サウスヴィグラスを筆頭にスウェプトオーヴァーボード等が種牡馬として活躍している。

母のダーケストスターは、アメリカ競馬で4勝をあげている。母系は4代母の一族に安田記念勝ち馬のブラックホーク、NHKマイクカップを制したピンクカメオ等がいる。

母父のスタードナスクラは、1979年に米最優秀スプリンターに輝いている。

サウスヴィグラス産駒のデータ

次にサウスヴィグラス産駒の成績を見ていきましょう。これからご紹介するデータは2014年1月1日から2016年6月2日までのデータを基に分析していきます。

場所別(芝コース)

場所別の勝率(芝)

まずは芝コースの競馬場別の成績です。サウスヴィグラス産駒はダート専用といっても良い血統なので、産駒自身も芝のレースを使う数が少ないので、この上のデータはあまり参考にならないでしょう。

場所別(ダートコース)

場所別の勝率(ダート)

続いて得意なダートコースでの競馬場別成績を見てみましょう。このデータでは、札幌のダートが一番勝率や連対率、複勝率すべてが高いです。

単勝回収率も札幌では100を超えているので、札幌でサウスヴィグラス産駒が走るときは狙い目だと思います。

札幌以外では、阪神競馬場の単勝回収値が高い事も注目したいです。複勝回収値では中京競馬場でも期待できると思います。

クラス別(芝コース)

クラス別成績(芝)

次に条件別成績です。まずは芝コースについてですが、これも出走数が低いのであまり参考にならないデータとなっています。

クラス別(ダートコース)

クラス別成績(ダート)

つづいてダートコースを見てみましょう。ダートが得意なサウスヴィグラス産駒でも、中央競馬の重賞レースになると、2014年以降では未勝利が続いています。

しかしオープン特別クラスまでなら十分戦える血統といえるでしょう。

距離別(芝コース)

距離別(芝コース)

距離別の成績を見てみます。基本的にサウスヴィグラス産駒は短距離に強いです。芝でも短距離の方が良いと思いますが、芝のレースは得意ではないようなので、芝の短距離でもサウスヴィグラス産駒は消した方が良いでしょう。

距離別(ダートコース)

距離別(ダートコース)

ダートの場合も、短距離を得意としています。勝率や連対率などのパーセンテージが見事なまでに距離が短い順になっています。

距離が長くてもマイル(1600m)までが良いと思います。距離が短くなればなるほど良いのは確かなようです。

馬場状態別

サウスヴィグラス産駒の馬場状態別成績

馬場状態別の成績です。芝のデータは除外して、ダートの方を見て下さい。このデータでは、馬場状態にそれほど影響されない血統だという事が分かります。

乾いた馬場でも、湿ったダートでも成績に偏りは無いと思います。どんな馬場状態でも大丈夫でしょう。

性別と年齢別

次に牡馬・セン馬と牝馬の年齢別の成績を分析してみましょう。下の2枚のデータがありますが、上が牡馬・セン馬、下の画像データは牝馬になります。

サウスヴィグラス産駒の牡馬・セン馬の年齢別成績

牡馬・セン馬の年齢別成績

まずは牡馬とセン馬の年齢別成績を見てみましょう。上のデータを見る限りでは、若いときよりも4歳になってからの方が全体的に複勝率が高めです。

サウスヴィグラス自身も晩年になってから本格化したように、若いときよりも、4歳以降が狙い目だと思います。

サウスヴィグラス産駒の牝馬の年齢別成績

牝馬の年齢別成績

牝馬に関しても、4歳以降の方が良くなる傾向がありますが、2歳の早い時期でも牡馬よりは成績が良いのが特徴です。

牝馬であれば、2歳戦でも好走する確率が上がるので覚えておくと良いでしょう。

サウスヴィグラス産駒の馬券の買い方

この血統は完全なダート血統で、芝のレースで狙うのは得策では無いです。2014年以降の芝のレースでは1位が1回と3位が3回しかありません。

馬券になった4回のうち3回は、1300m以下のレースなので、距離適性は完全に短距離といえます。

ダートに関してもメインは短距離で、勝利の約7割が1300m以下のレースとなっています。

得意なコースは札幌ダートなので、札幌ダートの短距離では必ずチェックした方が良いと思います。

牝馬であれば早い時期からの活躍が期待できますが、古馬になってからも充実期を迎える馬も少なくないのが特徴です。

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