2月11日に京都競馬場芝2200mで開催される京都記念のデータ分析をしてみたいと思います。

今年は現時点で10頭といつもの京都記念の様に少ない頭数の見込みです。しかし、メンバーは楽しみな感じです。

昨年のダービー馬のレイデオロ、エリザベス女王杯を制したモズカッチャン、昨年の皐月賞馬のアルアイン等が参戦予定となっています。

2018年の京都記念の暫定出走リスト

京都2200mのコース開設

スタート位置は正面スタンドの直線入り口付近からで、最初の1コーナーまでが400mと長い。

それによってスタートからのポジション争いは比較的穏やかで、前半のペースはそれほど速くならない。

京都競馬場の立体コース図

引用:JRA

3コーナーの頂上付近から徐々にペースアップしていき、坂道を下りながらのロングスパート合戦になる。最後の直線もゴールまで400m程と十分ある。

血統の傾向

今回のメンバーの種牡馬に限定した京都2200mの2015年以降の成績です。

ディープインパクト産駒、ハービンジャー産駒、キングカメハメハ産駒の単勝回収率が高いです。

人気種牡馬なのに単勝回収率が高いという事は、前評判が高い馬がしっかり勝っているという事がいえます。

京都2200mの種牡馬別の成績

京都記念の過去の傾向

人気別の成績

人気別の成績では、過去10年で1番人気と3番人気、6番人気が3勝ずつしており、伏兵が勝つ事もある。

複勝率が最も高いのは3番人気の70%で、1番人気の60%を上回っている。

過去10回の京都記念の人気別の成績

枠順別の成績

枠順の成績では、比較的外目の枠の方が連対率や複勝率が高いことが分かる。スタートしてから最初の1コーナーまでが長いので、外枠だからといって不利になる事は少ないでしょう。

過去10回の京都記念の枠順別の成績

脚質別の成績

脚質別に見ると、逃げ馬が前残りで人気薄が馬券にからむ事がある。後ろ過ぎるポジションでは馬券に絡むのは難しく、中団から前のポジションが良さそうです。

過去10回の京都記念の脚質別の成績

上がり3Fのタイム別の成績は、上がりが最速でなくてもポジションが良ければ馬券に絡めそうなデータになっています。

前走レース別の成績

前走のレース別の成績では、有馬記念組が過去10年で4勝と最も相性が良さそうです。他にも天皇賞・秋や中山金杯等を使ってきた組も馬券の可能性は高めです。

過去10回の京都記念の前走レース別の成績

年齢別の成績

年齢別の成績では、4歳と5歳が過去10回中9勝と若い馬が勝利しています。6歳以降では、2着はありますが、勝ちきっているのは4歳と5歳馬です。

過去10回の京都記念の年齢別の成績

スピード指数で比較

TARGERのZI指数で比較

ZI指数を見ると、137のレイデオロがトップ。次に132のモズカッチャン、125のアルアイン、124のクロコスミアと続いています。

TARGERのZI指数で比較

予想オッズ

netkeiba.comさんの予想オッズでは、レイデオロが1番人気で、次にモズカッチャン、アルアイン、クロコスミア、ディアドラ、ミッキーロケットという順番になっています。

京都記念の予想オッズ

注目馬

レイデオロ

昨年のダービー馬で優勝候補筆頭のレイデオロ。昨年のジャパンカップも強かったし、休み明けだとしても他の有力馬も休み明けなので、ここでも筆頭候補といえます。

昨年の調整段階で臨んだ皐月賞は5着だったけど、それ以外は全て1着か2着。馬券の軸にする人が一番多い馬だと思います。

モズカッチャン

昨年のエリザベス女王杯を制したモズカッチャン。同じ京都2200mのG1を勝っているという事で、レイデオロに次ぐ人気になるでしょう。

オークスや秋華賞でも馬券に絡んでおり、牝馬4歳世代でもトップクラスの馬。ここでも勝つチャンスは十分かもしれません。

アルアイン

昨年の皐月賞馬のアルアイン。血統的に長めの距離は微妙と評価されていて、馬場適性も今回の京都はどうでしょうか。

超高速馬場の方が向いているような気がするので、もし今回の馬場が力を必要とする馬場なら、勝ちきるまではどうか・・という印象です。

クロコスミア

前残りの恩恵を受けるとすればこの馬かもしれません。エリザベス女王杯でも2着と粘っていて、今回はモズカッチャンと同じ斤量で走れます。

エリザベス女王杯の時は56キロと、モズカッチャンよりも2キロ重かったので、今回はモズカッチャンより前でゴールできる可能性もありそうですね。

まとめ

頭数が少ないし、レイデオロが4着以下になると予想するのも難しいので、馬券の買い目を少なくしないと駄目なレースかもしれません。

レイデオロは勿論本命候補ですが、他にもクロコスミアディアドラも気になる存在です。

レース当日までに結論を出したいと思います。

馬券戦略

※2月10日 21時更新

明日の京都記念はレイデオロが出走しますが、本命もレイデオロにする事にしました。

やはり、昨年のダービー馬で4歳世代はとても強さを発揮している世代なので、このレイデオロが本命で印を付けました。最終的な印は下記の通りです。

  • ◎⑥レイデオロ
  • 〇⑦クロコスミア
  • ▲④クリンチャー
  • ☆③ディアドラ
  • △⑤モズカッチャン
  • △⑩アルアイン

アルアインは馬場と距離不安、モズカッチャンはデムーロ人気するので印を下げました。

10頭立てなので、馬券は三連単フォーメーションと馬連ながしの2種類にします。

馬連は、⑥-③④⑦の3点を各2000円ずつ合計6000円、三連単フォーメーションは⑥-③④⑦-③④⑤⑦⑩の12点を各300円ずつの3600円、全部で9600円で勝負したいと思います。

皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。

予想結果とレース回顧

※2月12日9時更新

昨日、京都記念が終了しました。結果的には本命にしたレイデオロが3着で馬連も三連単フォーメーションも外してしまいました。

レイデオロはスタートも上手くいかず、道中も掛り気味だったようで、最後の直線での伸びがありませんでした。

アルアインにもかわされてしまったので、少しショックでした。バルジュー騎手に対してのガッカリ感もありますが、2着ははずさないと思っていたので残念です。

月曜日のクイーンカップは的中させたいですね。


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