2月14日に東京競馬場の芝1800Mで開催される共同通信杯を予想してみましょう。このレースは3歳馬限定の重賞レース(G3)です。

現時点では13頭の出走登録があります。第一印象では昨年のホープフルを勝ったハートレーが人気になりそうですね。

他には東京スポーツ杯2歳ステークスを勝ったスマートオーディンや、重賞レースで3着以内になっているメートルダールリスペクトアースも人気になると思われます。

共同通信杯の出走リスト

共同通信杯の出走リスト

共同通信杯の過去の傾向

過去5回のレースを見て見ると、人気馬は必ず馬券になっていますが、1番人気は5回中3回しか馬券になっていません。

波乱のレースではないですが、1番人気も安泰ではない中波乱のレースの傾向と見て良いでしょう。

共同通信杯の過去の傾向

共同通信杯の過去の傾向

先行馬が良い成績を出している

脚質別で一番良いのは先行馬です。前半はスローペースで、3コーナー辺りから加速していき、在る程度のスピードを維持しながら最後の直線でトップギアへ切り替え、そのスピードをゴールまで持続させることが出来るスタミナも在る程度必要だと思います。

7枠と2枠の成績が良い

上のデータ画像を見ると分かりますが、スタート枠別では2枠と7枠の成績が良いことが分かります。特に7枠は4年連続で馬券になっています。ただし、コースの特性を考えると基本的には内枠が有利と言われています。

※内枠有利な理由は「東京競馬場の芝1800Mで的中率を上げるデータ」をご覧下さい。

ディープ、フジキセキ産駒が相性が良い

過去5回のレース結果では、ディープインパクト産駒の成績が非常に良いのが分かります。毎年必ず3着以内になっているので、とても信頼度が高いと思います。

やはり、最後の直線でのヨーイドン!とスピード勝負になりやすいので、そのような時は中距離向けのサンデーサイレンス系が強いのでしょう。

ディープインパクト産駒で、比較的前の方で競馬をして良いポジションを維持しながら最後の直線までもっていける馬であれば有力な候補になると思います。

フジキセキ産駒も注目です。今回は出走リストに無いですが、フジキセキ産駒の「ダノンシャンティ」を父にもつ馬が1頭います。すれはスマートオーディンです。

フジキセキ産駒の長所に器用な脚を使えるという事があります。最近の東京の1800Mはスローペースになりがちで、そんな時は一瞬でエンジンが掛かる能力がとても大切なのです。

競馬の立ち回りの巧さもフジキセキの特徴なので、ダノンシャンティ産駒にもその可能性を秘めていると思います。

馬場が悪いときは?

木曜日時点で、東京の日曜日の天気が「曇り時々雨」なので、馬場が悪くなる可能性があります。そんな時は下のデータも参考にして下さい。

これは、稍重、重馬場、不良馬場になったときの種牡馬別成績表です。もし馬場が悪くなったらハーツクライやキングカメハメハ産駒の評価を上げて下さい。ディープやステイゴールは評価がやや下がるでしょう。

馬場が悪いときに強い種牡馬

2015/1/1/から2016/2/10/までの集計データ

同時期に開催されるレースの予想

同時期に開催される他のレースの予想もしていますので、良かったらご覧下さい。


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