ゼンノロブロイ産駒の特徴(血統や適性距離、得意な馬場状態などを解説)


2015年に初めてサイアーランキングトップ10入りを果たしたゼンノロブロイ。瞬発力に優れるこの産駒のデータも見てみましょう。

ゼンノロブロイのプロフィール

3歳の2月の新馬戦でデビュー。この時は2着に2馬身差を付けて快勝する。続くすみれステークスでは3着と敗れるも、次戦の山吹賞で再び2馬身差で快勝。

キャリア4戦目で初の重賞レースである青葉賞に挑戦。ここでも快勝して重賞初制覇。

ダービーでは3番人気に押されるも、ネオユニバースに敗れて2着となる。

9月の神戸新聞杯では、ネオユニバースやサクラプレジデントを破って重賞2勝目を飾る。10月の菊花賞から翌年秋の京都大賞典までは勝てないレースが続き、約1年間は未勝利が続いた。

4歳10月の天皇賞秋では1番人気の期待に応えて見事G1初勝利。このレースを皮切りに続くジャパンカップと有馬記念も制覇してG13連勝の快挙を果たす。

5歳の夏には海外に挑戦する。イギリスのインターナショナルステークスでは、強豪馬のエレクトロキューショニストにクビ差の2着に惜敗する。

現役最後のレースとなった有馬記念では、2番人気に押されるも、8着に敗れる。このレースを最後に現役引退し、種牡馬人生をスタートさせることになる。

初年度産駒からオークスを勝ったサンテミリオン、ダートG1を制したマグニフィカ、重賞勝ち馬のペルーサ、アニメイトバイオらが活躍し、種牡馬としても名声を得る。

その後はサイアーランキングで12位から14位辺りと目立った活躍馬が出ていなかったが、2014年くらいから再び産駒の活躍が多くなってきた。

特に2015年はリアファルやタンタアレグリアらが、牡馬クラシック戦線で活躍し、初めてサイアーランキングトップ10入りを果たした。

再びスポットライトが当たりはじめた種牡馬といえる。

サイアーランキングの推移

  • 2016年:11位
  • 2015年:9位
  • 2014年:12位
  • 2013年:4位
  • 2012年:14位
  • 2011年:14位

種付け料

150万円

代表産駒

サンテミリオン、トレイルブレイザー、ルルーシュ、マグニフィカ、サングレアル、バウンスシャッセ、タンタアレグリア、オメガベンデッタ、ペルーサ、リアファル、シャルール等

血統

ゼンノロブロイの血統表

父は歴史に名を残す大種牡馬のサンデーサイレンス。ゼンノロブロイは、サンデーサイレンスの9年目の産駒になる。

母のローミンレイチェルは、アメリカG1のバレリーナHを勝った一流の競走馬です。繁殖牝馬としては、ゼンノロブロイの半姉にアメリカG1のフリゼットSで2着になったダーリングマイダーリンがいる。

母父のマイニングは、アメリカG1のヴォスバーグS等を勝った短距離馬。

ゼンノロブロイ産駒のデータ

これからゼンノロブロイ産駒の成績を見ていきましょう。これからご紹介するデータは2015年1月1日から2017年3月10日までのデータを基に分析していきます。

場所別(芝コース)

場所別の勝率(芝)

まずは芝コースの競馬場別成績です。これを見ると、中京競馬場での勝率が一番高くなっています。

他にも福島、函館、東京、阪神、京都などでも高めの複勝率があります。

逆に比較的苦手なコースは中山と小倉競馬場です。この2つでは、他よりも複勝率が低めの数字になっています。

場所別(ダートコース)

場所別の勝率(ダート)

次にダートコースでの場所別成績です。このデータでは、札幌と新潟競馬場のダート成績が極端に良い事が分かります。

勝率が15%以上と高いので、札幌と新潟競馬場のダートレースではゼンノロブロイ産駒をマークすると良いかもしれません。

他にも東京競馬場や函館競馬場のダートでもまずまずの結果を期待できるでしょう。

ダートで苦手な場所は中京、小倉、福島あたりでしょうか。ダートでは芝よりも成績の差が激しいので、このデータは忘れないで下さい。

クラス別(芝コース)

クラス別成績(芝)

次に条件別の成績です。2015年以降ではG1に関しては未勝利で、オープン特別クラスでの成績が良いです。

芝のレースでは、新馬戦や未勝利戦よりもゼンノロブロイ産駒に関しては、オープン特別戦で狙うべきだと思います。

クラス別(ダートコース)

 

クラス別成績(ダート)

ダートレースに関しては、未勝利戦と500万下クラスでの信頼度が高いです。

1600万下クラス以上になると、2015年以降では未勝利が続いています。

距離別(芝コース)

距離別(芝コース)

次に距離適性についてです。芝のレースでは、短距離から2400Mまでの距離戦で大きな違いはないと思います。

連対率は2500M以上になると下がる傾向にありますが、適性距離の幅は大きい血統なのだと思います。

距離別(ダートコース)

距離別(ダートコース)

ダートの距離適性に関しては、芝よりも幅が小さくなる傾向があり、1400Mから2000Mまでの中距離に適性があります。

距離が短すぎても、長すぎてもあまりよくありません。

馬場状態別

ゼンノロブロイ産駒の馬場状態別成績

馬場状態別の成績ですが、このデータを見る限りでは芝のレースでは、良馬場の方が良い傾向があります。

重馬場や不良馬場になると、芝では少し評価を下げた方が良さそうです。

ダートに関しては、乾いた良馬場でも雨で重くなった馬場になってもそれほど成績に変化がありません。

ただし、ダートの不良馬場では連対率や複勝率が高くなり、回収率も一番狙い目になっています。

性別と年齢別

次に牡馬・セン馬と牝馬の年齢別の成績を分析してみましょう。下の2枚のデータがありますが、上が牡馬・セン馬、下の画像データは牝馬になります。

ゼンノロブロイ産駒の牡馬・セン馬の年齢別成績

牡馬・セン馬の年齢別成績

まずは牡馬とセン馬から。上のデータでは、2歳の早い段階で出走してくる馬の成績が良いです。複勝率が3割を超えているのは2歳の時だけです。

3歳以降になると、それほど変わらない感じの成績になっています。

ゼンノロブロイ産駒の牝馬の年齢別成績

牝馬の年齢別成績

牝馬になると、2歳戦よりも、3歳以降になってからの方が狙いやすいデータになっています。

牡馬・セン馬の2歳時の複勝率と牝馬の複勝率は結構な差があります。ゼンノロブロイ産駒の新馬戦や未勝利戦では、牝馬よりも牡馬・セン馬の方が信頼度が高いという事です。

ゼンノロブロイ産駒の馬券の買い方

中距離適性が高く、持続力に富んだ末脚が魅力的なのがゼンノロブロイ産駒です。

芝・ダート共に安定した成績を出しているのも魅力的で、スピードがでる馬場状態の方が良い傾向があります。芝では乾いた馬場で、ダートでは湿った方が近年は良い成績を出しています。



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