10月22日に牡馬クラシックの最終戦の第78回菊花賞が開催されます。

今年の菊花賞はダービー馬のレイデオロ、2着のスワーヴリチャード、3着のアドミラブルが参戦しないレースとなってしまいました。

フルゲートの18頭の出走となりました。なんといっても今年は台風の影響で馬場がかなり悪くなりそうな感じです。

2017年の菊花賞の暫定出走表

2017年の菊花賞の暫定出走表

菊花賞の過去の傾向

菊花賞の過去の傾向を見ていきたいと思います。

菊花賞の過去の傾向

波乱は少ない

直近5回の菊花賞の結果を見てみると、二桁人気の馬は3着以内に来ておらず、比較的固めの決着となるレースが多い様です。

3歳クラシック戦線は、距離適性というよりもその馬自体の能力の絶対値で決まるレースが多いですね。

皐月賞やダービー、または菊花賞のトライアルレースで結果を出している馬を素直に軸にする方が良さそうです。

福永祐一騎手に注目

直近5回の菊花賞では、福永祐一騎手が3回連対していて相性が良さそうです。福永祐一騎手は、折り合い重視の騎乗スタイルなので、長距離線は相対的に成績が良くなると評価されている部分もあります。

2枠が良い?

2枠が直近5回で4回も連対していて、現在4年連続で連対しています。1枠も比較的良さそうなので、内枠自体は少し有利になる可能性がありますね。

ディープインパクト産駒は相性悪い

下のデータは、過去10回の菊花賞の種牡馬別の成績です。

過去10年の菊花賞の種牡馬別の成績

昨年のレースで、サトノダイヤモンドがディープインパクト産駒として初めて勝っただけで、決して得意としているレースでは無いでしょう。

ただ、菊花賞はシンプルに能力が高そうな馬を選ぶべきで、距離適性や血統のファクターはそれほど気にしなくても良いかもしれません。

スピード指数で比較

それでは3つの指数を比較してみましょう。

TARGETのZI指数で比較

TARGETの指数では、皐月賞馬のアルアインの125がトップになっています。2位は123のミッキースワロー、3位は118のブレスジャーニーとなっています。

TARGETのZI指数で比較

個人的にはブレスジャーニーで馬券を2回取らせてもらった過去があるので、応援したいのですが、骨折明けの久々で3000mのG1では本命にはしづらいです。

KLANのスピード指数で比較

KLANの指数では91を出している馬が3頭いて、アルアインミッキースワローベストアプローチの3頭です。

この次に90を出しているダンビュライトポポカテペトル、89のクリンチャーと続いています。

KLANのスピード指数で比較

netkeiba.comさんの指数で比較

netkeiba.comさんの指数では、アルアインダンビュライトの2頭が117のトップの指数です。

次にキセキの115、113のクリンチャープラチナヴォイスとなっています。

netkeiba.comさんの指数で比較

予想オッズ

netkeiba.comさんの予想オッズを見ると、キセキが3.7倍で1番人気になっています。

続いてアルアインミッキースワローダンビュライトサトノクロニクルサトノアーサーと続いています。

菊花賞の予想オッズ

まとめ

とにかく天気が心配です。台風の影響で本当に開催が出来るのかも不安ですし、もし開催されてもおそらく不良馬場でグチャグチャの馬場でのレースとなりそうです。

そうなると、距離適性よりも馬場適性を重視したくなります。過去のレースで重馬場や不良馬場での成績が良い馬の馬券を買いたいですね。

不良馬場の成績といっても、レース数が少ない若駒でもありますし、不良馬場でのレース経験自体がダンビュライト以外はありません。

今の所、ダンビュライトは不良馬場で結果を出しているという事なので、重い印を付けるつもりです。

あとはブレスジャーニーの取捨ですが、セオリーでいけば今回は見送るのが妥当かもしれませんが、過去に3連単1着固定で2回馬券を取らせてもらっているので、応援馬券のつもりで△は付けるかもしれません。

あとはこれからじっくり考えて、レース前までに自分の中で結論を出したいと思います。

馬券戦略

※10月22日0時更新

台風の影響で開催が出来るかどうかも不安視されているようですが、もしレースが開催されれば、確実に不良馬場になるでしょう。

初めての3000mに不良馬場。もうどんな結果になってもしょうがないという設定のレースだと思います。

今回の印は以下の様になりました。三連複フォーメーションの◎○-◎○▲▲▲-◎○▲▲▲△△△の30点の買い目で買いたいので、フォーメーションを前提にした印にしています。

  • ◎⑮ダンビュライト
  • 〇⑯アルアイン
  • ▲⑩ベストアプローチ
  • ▲⑪サトノクロニクル
  • ▲⑬キセキ
  • △①ブレスジャーニー
  • △⑧サトノアーサー
  • △⑰プラチナヴォイス

18頭の中で、唯一不良馬場の経験があるダンビュライトを本命にしました。切れ味はないけど、堅実なレースぶりが今回のレース設定に生きるのではないかと推測しますし、オッズも丁度良い感じになっているからです。

〇はアルアイン。距離不安や馬場適性が囁かれていますが、去年も距離不安が心配されていたエアスピネルも馬券になっていますし、自力では今回のメンバーで最上位クラスだと思うので〇にしました。

▲の3頭はオッズも見て3着以内の可能性がある馬を選びました。

△のブレスジャーニーは骨折明けの長期休養開けなので、普通は買えないのですが、個人的に応援している馬なので、三連複フォーメーションの3列目に入れます。

サトノアーサーも不気味で、全く人気のないプラチナヴォイスも重賞レースで頑張ってきているので、人気より走る事を期待しての△にしました。

ミッキースワローは思い切って消し。切れ味はあるけど、今回の馬場と距離では人気ほど強くないのではないかと思っているからです。

馬券の買い目は三連複フォーメーションで、ダンビュライトアルアインのどちらか1頭が3着以内に来て、さらに▲から1頭、さらに人気薄で△も1頭絡めば!・・という馬券になります。

買い目は⑮⑯-⑩⑪⑬⑮⑯-①⑧⑩⑪⑬⑮⑯⑰で勝負です。

皆さんも良かったら参考にしてみて下さい。

予想結果とレース回顧

※10月23日0時更新

クラシック最終戦が終了しました。結果的には本命のダンビュライトと対抗のアルアインは3着以内に入れず、馬券も外れてしまいました。

キセキは、非常に強かったですね。ダンビュライトも最後の直線の入り口までは手応えが良さそうに見えたのですが、最後にバテてしまった印象。

アルアインも悪くなかったけど、特に見せ場も無かったように思います。

切り替えて、来週のG1は的中させたいですね。


おすすめの記事