タイキシャトル産駒の特徴(血統や適性距離、得意な馬場状態などを解説)


1994年生まれのタイキシャトルは、現在22歳で種牡馬人生も18年目をむかえている。

現役時代は通算13戦11勝をあげて素晴らしい実績を残していますが、2014年以降の産駒ではG1馬はいません。

種牡馬人生も後半をむかえているのですが、再びG1級の産駒の誕生が期待されています。

タイキシャトルのプロフィール

デビューは遅く、3歳4月のダート未勝利戦でデビュー。このレースでは2着に0.7秒差の大差を付けて圧勝する。

2戦目と3戦目も勝利し、4連勝を目指して菩提樹ステークスに臨むも2着に敗れて初めての敗北を味わう。

10月のユニコーンSで重賞初勝利を果たすと、続くスワンステークスも勝って重賞2連勝。

この勢いのままにマイルチャンピオンシップに挑戦し、当日は2番人気ながら2着のキョウエイマーチに2馬身差を付けてG1初勝利。

12月のスプリンターズステークスも勝って、2つめのG1タイトルを獲得する。この実績が認められ、1997年の最優秀短距離馬に選ばれた。

4歳の古馬になっても強さを発揮し、京王杯スプリングカップ、安田記念と連勝し、さらにフランスに遠征してジャック・ル・マロワ賞も勝って海外G1も制覇。

日本に帰国後も、マイルチャンピオンシップを勝ってキャリア8連勝を達成した。

12月のスプリンターズステークスで連覇を目指したが、マイネルラブやシーキングザパールに敗れて3着に終わる。このレースが現役最後のレースとなった。

海外G1を勝った事が評価され、1998年の年度代表馬に選ばれた。

種牡馬としても、ウインクリューガーやメイショウボーラー等のG1馬を輩出している。

サイアーランキングの推移

  • 2015年:33位
  • 2014年:27位
  • 2013年:24位
  • 2012年:26位
  • 2011年:26位

種付け料

70万円

代表産駒

ウィンクリューガー、メイショウボーラー、サマーウインド、サトノプログレス、レッドスパーダ等

血統

タイキシャトルの血統表

父のデヴィルズバッグは、アメリカの2歳チャンピオンであり、シャンペンS等を制してキャリア9戦8勝の成績を残している。

種牡馬としてタイキシャトルの他に、デヴィルヒズデューなどを輩出している。

母のウェルシュマフィンは、アイルランドやアメリカで通算5勝している。

母系の従兄弟に阪神ジュベナイルを勝ったピースオブワールド、東京オータムジャンプを制したタイキレーザー、近親にサミットストーンらがいる。

タイキシャトル産駒のデータ

次にタイキシャトル産駒の成績を見ていきましょう。これからご紹介するデータは2014年1月1日から2016年6月24日までのデータを基に分析していきます。

場所別(芝コース)

場所別の勝率(芝)

タイキシャトル産駒は芝もダートも走れる血統ですが、芝のコースでは小倉での成績が一番良いです。複勝率が28%と高いので、芝の小倉では狙い目の産駒です。

他にも京都や阪神での複勝率も20%以上あるので、この2つの競馬場でも期待できるかもしれません。

芝で苦手なのは、函館、中山の2つです。これらの競馬場では勝率は3%未満と低いです。

場所別(ダートコース)

場所別の勝率(ダート)

ダートでは福島と中京を最も得意としていて、この2つの競馬場だけ二桁の勝率があります。回収率も高いので、馬券の軸にする事も可能な時があります。

逆に苦手なのは、函館、京都、阪神が苦手といえるでしょう。複勝率でも8%を下回っているので、ここで走るタイキシャトル産駒は割り引いた方が良いと思います。

クラス別(芝コース)

クラス別成績(芝)

クラス別に見てみると、芝の新馬戦では2014年以降一度も勝てていないです。

少し意外な感じもしますが、未勝利戦から1000万下クラスではそれなりの勝率と回収率があるため、新馬戦の未勝利というのはたまたまなのかもしれません。

G2で1度勝利がありますが、重賞レースでは基本的に苦戦傾向にあります。

クラス別(ダートコース)

クラス別成績(ダート)

ダート戦でも重賞レースまで進める産駒はかなり少なく、オープン特別クラスでも最近はなかなか勝てていません。

新馬戦から1600万下クラスまでの範囲で馬券を買った方が良さそうです。

距離別(芝コース)

距離別(芝コース)

タイキシャトル産駒は基本的に短距離の方が適性距離がありますが、距離の幅は意外に広いです。

芝のレースであれば、2400までのレースでも対応できる産駒がいます。事実、上のデータをご覧頂くと分かりますが、2100mから2400mまでの複勝率が27.8%と一番高くなっています。

ダートより芝の方が距離の幅が大きいのが長所です。

距離別(ダートコース)

距離別(ダートコース)

ダートの場合は芝よりも距離の幅が短く、長くても2000mまでだと思います。

しかし、連対率と複勝率を考えると1300mまでの短距離に絞った方が確立が上がるでしょう。

ダートで2100m以上のレースになると、一度も馬券になっていません。

馬場状態別

タイキシャトル産駒の馬場状態別成績

馬場状態別の成績も見ていきましょう。

芝のレースに関しては、一番回収率が高くなるのはやや湿った状態の稍重の時です。

この時の勝率や複勝率は他の馬場状態の時よりも明らかに素晴らしいです。芝の稍重の状態の時に狙ってみると面白い存在になるでしょう。

ダートも特定の馬場状態の時に素晴らしい回収率を出しています。それは不良馬場になった時です。

この時の勝率、連対率、複勝率は目を見張る位、高い数値になっています。

ダートでは不良馬場で狙って下さい。

性別と年齢別

次に牡馬・セン馬と牝馬の年齢別の成績を分析してみましょう。下の2枚のデータがありますが、上が牡馬・セン馬、下の画像データは牝馬になります。

タイキシャトル産駒の牡馬・セン馬の年齢別成績

牡馬・セン馬の年齢別成績

まずは牡馬とセン馬の傾向から見ていきたいと思います。2歳戦から高齢になっても変わらず力を発揮できる産駒が多く、年齢別による成績の偏りというのはそれほど感じません。

牝馬と比較すると、3歳期の成績が若干牡馬の方が優れている傾向にあります。

タイキシャトル産駒の牝馬の年齢別成績

牝馬の年齢別成績

牝馬も2歳戦から完成度が高い産駒が多いといえます。2歳から5歳以降になっても活躍できる産駒が多いと思います。

特に5歳の前半の時期の回収率が高いです。

タイキシャトル産駒の馬券の買い方

基本的に短距離戦線で馬券を買うべきですが、芝の場合は距離が伸びても融通が利きます。

最近では2000mを超える距離でも好走する産駒が出てきていますので、芝の場合は短距離に限定しなくても良いでしょう。

ダートの場合は長くてもマイルまでで、出来れば距離が短ければ短いほど良いデータになっています。

芝のレースでは、中京、京都、小倉が得意で、ダートでは福島と中京が狙い目です。

タイキシャトル産駒は、ある特定の馬場状態になると回収率が高まる条件があり、芝の場合は稍重、ダートだと不良馬場での回収率がグッと高くなる事も覚えておいた方が良いと思います。



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