プリサイスエンド産駒の特徴(血統や適性距離、得意な馬場状態などを解説)


プリサイスエンドは、サイアーランキングで常にトップ30位前後をキープしており、重賞を勝った産駒はまだ多くありませんが、安定感のある種牡馬です。

今後はより大物産駒の誕生が期待されているプリサイスエンドのデータを見ていきましょう。

プリサイスエンドのプロフィール

2歳時に3勝をあげるが、重賞レースでは最高位が3着だった。

3歳の時は、G3のベイショアSで重賞初勝利を飾る。次戦のウィザーズステークスでは1番人気になったが、2着に敗れる。

通算キャリア9戦4勝で現役引退し、アメリカで種牡馬生活をスタートさせる。

アメリカでは、G2馬のシェリーンなどが誕生。しかしそれ以外の産駒では特に目立ったものは無かった。

逆に日本では、父のエンドスウィープの産駒が活躍していた事もあり、2005年に日本に輸入される。

初年度産駒のグロリアスノアがダート路線で活躍したことで注目を集める。それ以来、重賞勝ち馬は出ていないが、2010年から6年連続でサイアーランキングでトップ30位台を維持している。

サイアーランキングの推移

  • 2015年:31位
  • 2014年:32位
  • 2013年:32位
  • 2012年:37位
  • 2011年:35位

種付け料

50万円

代表産駒

グロリアスノア、シェアースマイル、プラチナティアラ、セレスロンディー、セイウンビバーチェ等

血統

プリサイスエンドの血統表

父のエンドスウィープは、自身が種牡馬として成功しただけでなく、アドマイヤムーンやサウスヴィグラス、スウェプトオーヴァーボードなどの後継種牡馬も多く輩出しており、その後継種牡馬のサイアーランキングも50位以内と安定した成績をだしている。

母はアメリカで13勝を上げており、競走馬としても優秀な成績を残している。

母系からは、アルゼンチンのG1レースを勝ったカンペシノがいる。

母父のサミングはベルモントステークスを勝った中距離馬である。

プリサイスエンド産駒のデータ

次にプリサイスエンド産駒の成績を見ていきましょう。これからご紹介するデータは2014年1月1日から2016年6月22日までのデータを基に分析していきます。

場所別(芝コース)

場所別の勝率(芝)

プリサイスエンドの父の血統を見みると、ダート血統なので芝はあまり得意ではありません。ダートのレースよりも出走回数が少なく、勝率や複勝率も低いです。

上のデータを見ても、2014年以降に2勝以上している競馬場がありません。特に札幌、函館、中京では1回も馬券になっていません。

場所別(ダートコース)

場所別の勝率(ダート)

ダートになると、どんな競馬場でも安定した成績を残せます。特に札幌と函館での勝率が高く、単勝適性回収値も100を超えています。中京や京都でも回収率が高いです。

そんな中でも、東京と中山では回収率は低めになります。この2つの競馬場では、少し割り引いた方が良いかもしれません。

クラス別(芝コース)

クラス別成績(芝)

クラス別の成績を見ても、芝では勝率が低く、新馬戦くらいしか回収率が良くないです。1600万下クラス以上になると、1回も勝てていません。

クラス別(ダートコース)

クラス別成績(ダート)

ダートでも重賞レースでは2014年以降勝てていないですが、新馬戦からオープン特別クラスまでの範囲で高い回収率を出しています。

特に新馬戦では、単勝適性回収値と複勝回収値が150を超えているので、新馬戦のダートでは是非買いたい血統です。

距離別(芝コース)

距離別(芝コース)

芝の距離適性は短距離の方が成績が良く、マイル(1600m)以下のレースで買った方が良いです。

1700m以上になると殆ど馬券に絡まないので、芝のレースではマイル以下と覚えておいて下さい。

距離別(ダートコース)

距離別(ダートコース)

ダートになると芝よりも適性距離の範囲が広くなり、短距離から2000mまでのレースなら買える産駒になります。

一番勝率が高いのは1700mから2000mまでのレースで8.3%あり、複勝率も22%を超えています。

逆に2100m以上になると、2014年以降では一度も3着以内が無いです。

馬場状態別

プリサイスエンド産駒の馬場状態別成績

馬場状態別の成績も見ていきましょう。まず芝のレースに関しては、良馬場以外のサンプル数が少ないので、傾向を分析するのは難しいです。基本的に良馬場の方が良さそうなデータに見えます。

ダートに関しては、良馬場でも不良馬場でも回収率に大きな差は無いので、どんな馬場状態になってもダートでは十分走れると思います。

性別と年齢別

次に牡馬・セン馬と牝馬の年齢別の成績を分析してみましょう。下の2枚のデータがありますが、上が牡馬・セン馬、下の画像データは牝馬になります。

プリサイスエンド産駒の牡馬・セン馬の年齢別成績

牡馬・セン馬の年齢別成績

牡馬とセン馬のデータを見ると、2歳戦よりも3歳になってからの方が回収率がグッと高くなります。

4歳以降でもまずまずの成績が出ていますが、一番良いのは3歳の時期といえるでしょう。

プリサイスエンド産駒の牝馬の年齢別成績

牝馬の年齢別成績

牝馬の場合は2歳から4歳の終わりまでの範囲で安定した成績を残しています。一番良い時期は3歳後半で、10月から12月の時期の回収率が素晴らしいです。

それと4歳の10月から12月の回収率も良いです。このデータからは秋の季節に強さを発揮する産駒といえるかもしれません。

プリサイスエンド産駒の馬券の買い方

プリサイスエンド産駒は明らかなダート血統で、芝のレースで買うのはお勧めできません。どうしても芝のレースで買おうと考える場合は、新馬戦の短距離線に限定した方が良いです。

ダートでは短距離から2000mまでの範囲であれば、十分期待できると思います。どんな競馬場でもダートであれば偏り無く走れるでしょう。馬場状態も不問です。

プリサイスエンド産駒の特徴の一つに、秋の季節で好走する馬が多いという事があります。

年齢別成績表のデータを見ていただくと分かるのですが、牡馬も牝馬も10月から12月の時期の成績が良いのが分かります。特に牝馬にその傾向が強いです。

この秋の季節の牝馬は狙い目といえるかもしれません。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です