競馬予想に使えそうなPCI(ペースチェンジ指数)の解説


私は普段、競馬予想に使うツールのひとつにTARGETというソフトを利用しています。このソフトを完全に使いこなすことは至難の業ですが、その中で予想に使えそうなPCIRPCIという指標について解説させて頂きます。

PCI(ペースチェンジ指数)とは?

競馬データの分析ソフトのひとつであるTARGETの中にPCIという指標があります。これは公式サイトの説明の中に、ペースチェンジ指数と書いてあります。

具体的には、レースを上がり3ハロン(600M)を分岐点として2つに分割し、その前後のタイムを比較した指標の事です。

このPCIの数字が50であれば、前後のタイムが同じという意味になります。この数字が50より大きい場合は後半のスピードが上昇した事を意味し、逆に50より小さい時は後半失速したペースだったという事になります。

RPCI(レースPCI)とは?

PCIがその競走馬自身のペース指数なのに対し、RPCI(レースPCI)は、そのレース全体のラップを基に算出した数字になります。

RPCIの数字もPCIと同じで、50より大きい数字であれば上がり3ハロンでペースが上がり、50より小さくなれば、後半失速したレースだったという意味になります。

例えばこのRPCIの数字が小さければ小さいほどハイペースになるので、逃げ馬が脱落する確率が高くなります。

逆に数字が50以上で60近い場合はスローペースなので、逃げ馬がそのまま勝ちきるケースが増えるという事になります。

PCIを見るには?

この指標を直接調べるには、TARGETという有料ソフトを購入する必要があります。さらにパソコンがそれなりに利用出来なければ使いこなすことは無理だと思います。

自分で使いこなす自信が無い人には、当サイトのレース予想の中にこのPCIとRPCIのデータを混ぜながら予想していきたいと思っておりますので、TARGETを利用しなくてもこのサイトを通じてこの2つの指標が分かる様にしていきたいと思っています。

具体的に予想に生かすには?

では実際にこの数字を見てどのように予想に生かせばよいか?という疑問が出てきます。

いきなりPCIやRPCIの数字を見ても50を境界線にしてハイペースかスローペースか位しか分からないのではないか?と思われると思います。

しかし、実際にはこのPCIやRPCIを、各馬の通過順位や上がり3ハロンタイムと組み合わせて評価する事によって馬の力量を予想できると考えています。

まず、馬の過去の成績を見て評価する場合に以下の考え方が成り立つと考えています。

スローペースの場合

スローペースのレースの場合は、前のポジションで競馬する馬が有利です。スローペースだと前にいる馬でも最後の直線まで脚を温存できるので、キレのあるスピード勝負になる傾向があります。

この時に、後ろの位置から最後の直線で何頭も追い抜いた様な馬は非常にスピードがあり、自走では期待できます。

なぜならば、みんな脚を温存できている状態で多くの馬より早い時計で走れるという事は、力のある証拠だからです。

この時にたとえ3着以内になっていなくても、本来のポテンシャルは高い事が推測出来ます。

逆にこの様なスローペースのレースで、上がり3ハロンのタイムがそれほど早くない馬は、たとえ好位置でフィニッシュしたとしても、自走で評価を下げた方が良いと思っています。

もちろん次のレースもスローペースになり、スタートで前にポジションをとる事ができれば良い結果も期待できますが、それはレース展開に恵まれたという事で、本来のポテンシャルの評価とは少し違うと思うからです。

ハイペースの場合

ハイペースのレースの場合、普通は逃げ馬や先行馬は後半疲れてしまって、最後の直線で後続の馬に抜かれてしまう事が多いです。

この様なハイペースなのに、前のポジションで競馬をし続け、ゴールまで他の馬にあまり抜かれないでゴール出来た馬は持久力があるという証明になります。

例えば、ハイペースで逃げていて、最後の直線でかわされ、3着や4着で敗れたとしてもレースペースが早ければ早いほど(RPCIが50を大きく下回る)その馬は強い馬(持久力がある)という事になります。この様な馬は次のレース予想ではプラス評価になります。

逆に後方のポジションで競馬をして、最後の直線で追い込みを狙ったのにもかかわらず、それほど抜く事ができずに終わった馬は、弱い馬と評価しても良いでしょう。

たとえ後方から追い込みが決まって好位でゴール出来たとしても、そのRPCIが低ければ低いほど前の馬がバテる度合いが強くなるので、後ろの馬が有利なレース展開に恵まれたという要素が強くなります。

この様な場合は、次のレースでは前走の着順ほど評価しない方が良いと思っています。

まとめ

RPCIとPCIだけでなく、これらの指標と一緒に上がり3ハロンタイム通過順位を組み合わせる事によって、その馬の本来のポテンシャルが推測出来るのです。

もちろん、数字のデータ通りで予想をすれば必ず的中するわけではありません。馬も動物であり、気分が良い時もあれば悪い時もあるので、予想通り走らない事もあります。

しかし、競馬新聞の印やオッズに左右されずに自分だけの評価基準で予想する事が競馬の楽しみ方の一つだと思うので、今後の予想では血統だけでなく、これらの指標も総合的に分析しながら予想していこうと思っています。



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