キングカメハメハ産駒の特徴(血統や適性距離、得意な馬場状態などを解説)


牡馬2冠馬や桜花賞馬、2歳牡馬王者など数々の優秀なサラブレッドを排出した大種牡馬のキングカメハメハ。ディープインパクトがリーディングになるまでは2010年と2011年と2年連続のリーディングサイアーを獲得したキングカメハメハをご紹介します。

キングカメハメハのプロフィール

2歳の11月の新馬戦と翌月の500万特別のエリカ賞を連勝し、一躍クラシック戦線に名乗りを上げました。3歳の初戦であった京成杯では、3着に敗れるものの、敗戦はこの1戦だけであとは引退まですべてのレースで勝利しています。

3月の毎日杯で初めて重賞を制して、皐月賞に向かうかと思われましたが、これを回避してNHKマイルカップに参戦。2着のコスモサンビームに0.8秒もの大差を付けて圧勝しました。

5月のダービーでは、1番人気に答えて見事勝利。ハーツクライやコスモバルクの強敵にも完勝したのです。NHKマイルとダービーの変則2冠達成はキングカメハメハは初めてでした。

ダービー後9月には神戸新聞杯も快勝して連勝を5に伸ばすも、屈腱炎を発症してしまい引退に追い込まれました。

4歳の春から種牡馬生活を開始して、初年度の産駒が2008年にデビュー。この年にいきなり2歳リーディングに輝きます。2010年と2011年には2年連続のリーディングサイアーを獲得し、その後も現在までディープインパクトとの2強を形成しているのです。

2015年は、皐月賞とダービーの2冠を制したドゥラメンテ、桜花賞を制したレッツゴードンキを排出して春のクラシック戦線を盛り上げてくれました。

年末の朝日杯ではリオンディーズが勝ち、2016年のクラシック戦線の主役の1頭になっています。

これまではダートや短距離線で際立った強さがあるイメージだったのですが、近年では芝の中距離での活躍も素晴らしいものがありますね。

サイアーランキングの推移

  • 2016年:2位
  • 2015年:2位
  • 2014年:2位
  • 2013年:2位
  • 2012年:2位
  • 2011年:1位

種付け料

1000万円

代表産駒

ホッコータルマエ、ロードカナロア、ラブリーディ、ドゥラメンテ、ローズキングダム、アパパネ、リオンディーズ、レッツゴードンキ、ヒットザターゲット、レーヴミストラル、エアスピネル、ヤマカツエース等

血統

キングカメハメハの血統表

父キングマンボは、欧米でG1を10勝したミエスクを母に持つ超良血。ミエスクは「世紀の名牝」とも称えられています。

キングマンボ自身もフランスの2000ギニー等のマイルG1を3勝していて、種牡馬としても大きな成功をおさめています。

産駒の特徴は、非常に勝負強さがあるサラブレッドが多く、キングカメハメハの他にもエルコンドルパサーなどを輩出し、日本の競馬場の適性も素晴らしいものがあります。

母父のラストタイクーンは、ブリーダーズカップマイルを勝った事があり、種牡馬としての名声も高いです。

キングカメハメハの産駒データ

これからご紹介するデータは2015年1月1日から2017年3月3日までのデータを掲載します。

場所別(芝コース)

場所別の勝率(芝)

まずは開催地別の成績を見てみましょう。上のデータは芝コースの成績ですが、複勝率で評価した場合にすべての競馬場で安定した成績を残しているのが分かります。

勝率は競馬場によって多少のバラつきはあるものの、馬券に絡むという意味では開催地を選びません。

その中でも、東京、中山、中京、京都競馬場での勝率が高く、二桁の勝率があります。単勝回収率も安定しているので、キングカメハメハ産駒は積極的に買っても良いかもしれません。

しかし、小倉や函館では確率が落ちる傾向にあります。

場所別(ダートコース)

場所別の勝率(芝)

ダートでも場所を選ばずどこでも安定した成績を残しています。一番勝率がいいのは福島競馬場で、逆に勝率が低いのは阪神競馬場です。

しかし、どの競馬場でも比較的安定した回収率があるので、馬券の軸としての存在感は十分あると思います。

長期的な回収率で評価した場合は、京都や中山もお勧めできます。

クラス別(芝コース)

クラス別成績(芝)

条件別で見ても、勝率や複勝率はどのクラスでも安定しています。重賞レースになっても高い信頼度があり、単勝回収値もディープインパクト産駒よりは高い傾向にあります。

これはディープインパクト産駒ほど過剰人気にはならないとい意味なので、過剰人気になっていないキングカメハメハ産駒は狙い目だと思います。

クラス別(ダートコース)

クラス別成績(ダート)

キングカメハメハ産駒はダートでも好成績を残せるので、ダートではディープ産駒よりも人気になる事があります。

ダートの新馬戦では特にいい成績を残していて、回収率も安定しています。ダートの新馬戦で狙いたい産駒といえるでしょう。

距離別(芝コース)

距離別(芝コース)

芝の距離別データを見てみましょう。勝率を見ると、1200の短距離以外はマイルや2000以上の距離でも高い成績を出しています。

一番良いのは、1700から2000までの中距離の勝率や連対率が高いです。2500以上の長距離になっても安定した成績を出せる血統の様です。

距離別(ダートコース)

距離別(ダートコース)

ダートになると、芝よりは少し適正距離が長い様なデータになっています。2500m以上のデータは数が少ないので、比較対象外です。

実質的に、連対率は2100以上のダート長距離が一番良いです。

~1300までの距離だと、勝率や連対率が比較的低いのでダートの短距離の場合は少し評価を差し引いた方が良いのかもしれませんね。

馬場状態別

キングカメハメハ産駒の馬場状態別成績

馬場状態別では、どんな馬場でもそれほど影響は無いと考えられます。ただし、芝もダートも不良だと確率がガクンと下がりますので、重馬場までなら高い評価を与えても良いでしょう。

性別と年齢別

次に牡馬・セン馬と牝馬の年齢別の成績を分析してみましょう。下の2枚のデータがありますが、上が牡馬・セン馬、下の画像データは牝馬になります。

キングカメハメハ産駒の牡馬・セン馬の年齢別成績

牡馬・セン馬の年齢別成績

キングカメハメハ産駒の牝馬の年齢別成績

牝馬の年齢別成績

これらのデータを見ると、性別問わず2歳馬の成績が高い事が分かります。これはディープインパクト産駒でも同じ傾向ですが、完成度が早いのが特徴だと思います。

全体的な勝率や複勝率は、ディープインパクト産駒の方が高いですが、キングカメハメハ産駒も十分高い成績を出しています。

キングカメハメハ産駒の馬券の買い方

キングカメハメハ産駒は、芝やダートを問わずにすべての環境で高い成績が期待できる非常に優秀な種牡馬といえます。

力の要る馬場や、湿ったダートも得意としています。新馬戦でも推奨できる血統ですし、重賞レースになっても力を発揮できる馬が多いと思います。

特に2100以上のダートで稍重や重馬場の時は是非マークしてほしいです。近走の成績があまり良くなくても、2100以上の距離にエントリーしてきたキングカメハメハ産駒は要注意だと思います。



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